自身の予備知識も大事

弁護士の力を借りて、損害賠償請求のための示談交渉を行なう場合でも、被害者が自分自身で、前もって損害賠償に関する知識を得ておくに越したことはありません。そうした予備知識があれば、弁護士への依頼をスムーズに行なうことができ、示談交渉もスピーディーに進みます。また、一口に弁護士と言っても、得意とするジャンルはそれぞれに違いがあります。したがって、損害賠償請求に強い弁護士を探して、依頼をすることが大切です。

交通事故の被害者となった場合、どのような損害について、加害者に賠償請求することができるのでしょうか?交通事故の損害には、大きく分けて「物的損害」と「人身損害」の2種類があります。その内、人身損害は、さらに「財産的損害」と「精神的損害」に分けられます。そして、財産的損害には「積極的財産損害」と「消極的財産損害」があり、精神的損害とは、いわゆる「慰謝料」の請求対象となる損害のことです。

賠償金の請求対象となる物的損害には、単に損傷した車両の修理代金のみならず、事故によって被った損害全てが含まれます。損害賠償請求を行なう場合には、その点を踏まえた上で、弁護士などの専門家の力を借りて、正確な金額を算定しましょう。